山中たい子が訴えー 高校設置“つくば”の願い2022/11/28 08:08

大激戦となっている茨城県議選(12月2日告示・11日投開票)で、つくば市区(定数5)から5期目をめざす日本共産党の山中たい子県議は11月27日、終日市内を駆け巡り、「命と暮らしを守る願いを託してほしい」と訴えました。

「県議選で問われているのは、税金の使い方を見直して医療や福祉の充実を図ること」と切り出した山中氏は、県が霞ケ浦導水事業と一体の高い水道料金や、土地開発の売れ残りに県税を投入するなど、無責任な開発のツケを県民に押しつけていると批判。

共産党以外の全会派が県の予算・決算に賛成だとし、「唯一の野党として、チェック機能を果たす共産党の議席を今度も勝ち抜かせてほしい」と呼びかけました。

同時に、つくば市で切実な要望となっている県立高校の設置をめぐり、7,700人分もの請願署名の唯一の紹介議員となったとし、「高校の設置は“オールつくば”の願いだ」と訴え。

多くの市民の願いにもかかわらず、まともな審議がないまま事実上の廃案になったことを批判し、「子どもの未来を守りたい。県議会に押し上げていただき、力を合わせて県立高校の設置を必ず実現したい」と力を込めました。

(「しんぶん赤旗」2022年11月27日付より転載)