茨城県議選告示 「オール与党」県政と対決 共産党4氏全力 12月11日投票2022/12/03 05:37

(「しんぶん赤旗」2022年12月2日付より転載)

来春の統一地方選の前哨戦となる茨城県議選(総定数62)が12月2日、告示されました。 11日投開票。

日本共産党は水戸市・城里町区(定数6)で江尻かな候補(49)=現=、つくば市区(定数5)で山中たい子候補(71)=現=の議席絶対確保と、取手市区(定数2)で佐野太一候補(54)=新=が党議席の奪還、東海村区(定数1)で川崎あつ子候補(69)=新=が勝利をめざします。

今回の県議選は、大型開発優先の県政とともに、岸田自公政権にノーの審判を下す絶好のチャンスです。霞ケ浦導水事業などに多額の税金を投入する一方、全国8位の財政力がありながら、医師・看護師数や特別支援学校の教育費など、医療・福祉・教育の指標が全国最下位クラスの県政をただす選挙です。

県予算に共産党以外の全会派が賛成の「オール与党」議会の中で、県民運動と結んで県政を動かし、東海第2原発(東海村)の再稼働ストップでぶれない共産党の勝利が何としても必要です。

同時に「統一協会問題の徹底究明と被害者救済を求める意見書」や「原発推進方針の撤回を求める意見書」に共産党以外の全会派が反対するなど、岸田自公政権ときっぱり対決する共産党の役割は鮮明です。

各党が総力をあげ、党候補を擁立した選挙区によっては定数の2倍に迫る立候補者が見込まれるかつてない大激戦の様相。党と後援会は党県議団の実績・値打ちで共感を広げるとともに、あらゆるつながりへの声かけで2票3票支持を広げようと奮闘しています。
対話・支持拡大飛躍を 茨城県議選が告示


大激戦となっている茨城県議選が今日告示(11日投開票)されました。暮らし・福祉の充実へ県民の願いを届けてきた日本共産党の勝利をと、県内の事務所では支持拡大の奮闘が続いています。

県立高校新設問題 山中たい子候補へ つくば
5期目を目指す山中たい子候補(つくば市、定数5)を押し上げるため、市内の支部が電話をかけています。県立高校新設の話題では、「相手が本気になる」と実感しています。

11月30日、谷田部地域では午前から4人が集まり電話を掛けました。
「市内に県立高新設を求め、市民が7千人分の請願署名を集めました。でも紹介議員になったのは山中さんだけ。子や孫のため県議会を変えましょう」と話すと、どの世代でも反応がいいそうです。

「高校生の孫を3年間車で送りとおした」と話す人と対話に。つくばエクスプレスの沿線開発で人口が増えるつくば市では、6人に1人しか市内の県立高に入れません。
市外へ通学すると交通費が月1万円を超えることも。交通の便も悪く、生徒や家族の負担になっています。

宣伝をすると、統一協会と癒着する自民党への怒りも聞かれます。
農村部では、「俺らになんも相談せず勝手なことをやっている」と怒る自民党支持者もいます。

一方、共産党の地盤が強い地域でも、「他からお願いされたので今回は考える」、「山中さんは大丈夫でしょう」との声が出ます。他会派の動きも活発です。

「ビラや宣伝で空気が変わってきた。後は対話をどれだけ広げるか」。地域で奮闘しています。

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