東海第2原発の新規制基準「適合」判断に、抗議の声 ― 2018/09/29 21:11
原子力規制委員会は26日、東海第2原発について再稼働に必要な新規制基準に「適合」するとして「審査書」を決定しました。
この決定に対し、原発いらない茨城アクション実行委員会や脱原発ネットワーク茨城、さよなら原発いばらきネットワークなど58団体・政党が共同で抗議声明を発表。
日本共産党県委員会・県議団は、共同声明に名を連ねるとともに、独自に抗議声明を出しました。
日本共産党の抗議声明は以下の内容です。
「審査書の決定は、再稼働と20年運転延長につながるものです。この決定に対し、断固抗議するとともに、再稼働させずに廃炉にすることを強く求めるものです。
首都圏唯一の原発である東海第二原発は、首都東京まで約110キロメートルに位置し…過酷事故が起きれば、関東一帯にもとりかえしのつかない被害をもたらします。東海第二原発は沸騰水型の初の大型原発で、全国一トラブルの多い危険な老朽原発です。7年半前の東日本大震災で被災した原発でもあり、その「合格」を認めることはできません。30キロ圏内に約96万人が住み、全国一人口が密集しています。再稼働すれば、処理の見通しがない核のゴミを増やします。高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉が決まるなど、核燃料サイクルも完全に破綻しています。
昨年8月の県知事選時のNHK出口調査では76%が「再稼働に反対」…県内では29の市町村議会で、「再稼働に反対」または「20年運転延長に反対」の意見書を可決しています。
大型台風や大地震によって予想を超えた被害が続出しており、さらに不安の声が広がっています。
日本共産党は、立憲民主党、自由党、社会民主党と共同で、「原発ゼロ基本法案」を衆議院に提出しています。原発の再稼働はさせず、稼働しているものは止めて、原発ゼロの実現を具体的にすすめることを提起しています。
日本共産党は、県民と力合わせ東海第二原発の再稼働に反対し、原発ゼロの茨城と日本を実現するために全力をあげるものです。」
この決定に対し、原発いらない茨城アクション実行委員会や脱原発ネットワーク茨城、さよなら原発いばらきネットワークなど58団体・政党が共同で抗議声明を発表。
日本共産党県委員会・県議団は、共同声明に名を連ねるとともに、独自に抗議声明を出しました。
日本共産党の抗議声明は以下の内容です。
「審査書の決定は、再稼働と20年運転延長につながるものです。この決定に対し、断固抗議するとともに、再稼働させずに廃炉にすることを強く求めるものです。
首都圏唯一の原発である東海第二原発は、首都東京まで約110キロメートルに位置し…過酷事故が起きれば、関東一帯にもとりかえしのつかない被害をもたらします。東海第二原発は沸騰水型の初の大型原発で、全国一トラブルの多い危険な老朽原発です。7年半前の東日本大震災で被災した原発でもあり、その「合格」を認めることはできません。30キロ圏内に約96万人が住み、全国一人口が密集しています。再稼働すれば、処理の見通しがない核のゴミを増やします。高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉が決まるなど、核燃料サイクルも完全に破綻しています。
昨年8月の県知事選時のNHK出口調査では76%が「再稼働に反対」…県内では29の市町村議会で、「再稼働に反対」または「20年運転延長に反対」の意見書を可決しています。
大型台風や大地震によって予想を超えた被害が続出しており、さらに不安の声が広がっています。
日本共産党は、立憲民主党、自由党、社会民主党と共同で、「原発ゼロ基本法案」を衆議院に提出しています。原発の再稼働はさせず、稼働しているものは止めて、原発ゼロの実現を具体的にすすめることを提起しています。
日本共産党は、県民と力合わせ東海第二原発の再稼働に反対し、原発ゼロの茨城と日本を実現するために全力をあげるものです。」
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